院長の日記

2023-07-25 12:23:00

冬の病は夏に○○するから起こる!!

昔から「冬病夏治」といって冬の病は夏にしっかり養生することで起こらないと言われている。」

冬の病とは・・・

手足の冷え、しもやけ、だるい、風邪を引きやすい、腎機能低下、頻尿や夜間尿、性欲減退、不妊症、喘息、慢性鼻炎、慢性気管支炎、関節や筋肉の痛みなどのことである。

これは「冷え」が影響するものと「慢性化」つまり長く続く症状や病気のことだ。

「冷え」は冬が寒いからでしょう?と思われるかもしれないが、夏に冷やしすぎることで冬に身体を温める力が弱るのである。

また「慢性疾患」は季節関係ない!と思われるかもしれないが、夏に無理をしたり、逆にダラダラして動かなかったりすることで治す力も弱まるのである。

そしてそこから「不妊」につながることもあるというのは驚きである。

卵をふ化させるのに温めることは皆さんご存知ではないだろうか。

人間は卵を産まないが、子宮の中で卵が育つので温めることはとても大切なことなのだ。

そして病気を慢性化させないように自分で治す力を養うことも大切なことである。

夏は太陽の恵み(陽気)を蓄える時期と考えられている。

夏は日が早く登る。早起きして、太陽エネルギーを充填し、身体を動かし、冷たくない水分をしっかりとり、夏野菜で余分な熱を取り、そして夜は早めに休むことが大切である。

常に私たちは病気にならないように、宇宙の一部であることを意識して過ごすことを忘れてはいけない。