| 一般鍼灸 |

鍼灸が初めての方や痛みに弱い方も一度ご相談ください。

女性鍼灸師があなたの気持ちのペースに合わせて丁寧に施術いたします。

辛い症状や悩みには必ず原因があります。

一人一人に寄り添って全身全霊で改善への糸口を見つけていきます。

 

<こんな方々がご来院されています。>

*色んな治療をしたけど改善しなかった方

「老化だから仕方ない」

「痩せなさい」

「あなたの身体がおかしい」

「手術しても治るかどうかわからない」

「薬をやめたら戻りますよ」

「痛みがあるなら安静にしてなさい」

これらは実際に当院に来られた方が病院、接骨院、他の鍼灸院で言われた事です。

いくら治療しても改善しない、また治療すらしてくれないので聞いてみた返事です。

医療従事者である限り、患者様のせいにしたり、解決する努力を怠ったりしてはいけない。

当院はどんな疾患でも不調でも匙を投げず原因を探り少しでも生活レベルが上がるように努めます。

原因のない不調はありません。

本当に老化が原因であれば細胞を活性化し老化速度を緩やかに、肥満が原因なら生活や食習慣、運動の指導と代謝を上げる方法を考えていきます。

実際に上記の事を言われた方々は当院にご来院後改善されています。

諦めずに信じて当院のドアをくぐって下さった皆様に心より感謝いたします。

 

|症例|40代 女性  急性腰痛症

突然、腰の痛みが発生。動くと激痛が走る。すぐに整形外科を受診。

ぎっくり腰と診断され鎮痛剤とシップを処方され標準体重にも関わらず痩せなさいと言われる。

その後も激痛は変わらず、一人でトイレに行くこともできない。

接骨院でも安静と言われる。

1週間たっても前傾姿勢で歩くこともままならない為来院。

冷え症、慢性の肩こり。子宮筋腫があり重度の貧血とのこと。

家事や仕事も目一杯頑張るタイプ。自分の身体のことを気にしたことがなく、肩こりや冷え症の自覚がない。完全にキャパオーバーの模様。

小柄で筋肉が少なく硬い。下半身が異常に冷たく、O脚。

血行促進の全身の鍼灸施術と臀部の筋肉、股関節、腹筋を緩め、腰部へも鍼灸施術。

1度の施術で痛みは半減。2週間に1度の治療で3回目に階段が登れるまで改善。

生活改善と食事指導。とにかく冷やさない生活を提案。

O脚の矯正や正しい姿勢が保てるように月1回定期的に来院。

 

 

*薬ではなく自然療法で治したい方、また薬を減らしたい方

「西洋医学は病を治し、東洋医学は人を治す」と言います。

急性や進行性の病を抑えるには西洋医学が一番優れています。

ですが長く使用しないといけない薬は(降圧剤やステロイドなど)病気を治すものではなく一時しのぎに過ぎません。

長期間薬を使用し続けると効きにくくなり、量が増えたり、強い薬を処方されたり。

薬には副作用があり内臓に負担をかけることもあります。

当院では自律神経を整える、免疫力や抵抗力を上げる、血行を良くし冷えを改善する、脳内伝達物質を促進させ痛みの緩和や精神の安定を図るなど・・

精神力と肉体力を底上げし根本原因と戦える身体づくりと病気になりにくい身体作りのお手伝いをします。

 

|症例 |20代 男性 アトピー性皮膚炎

幼少期より重度のアレルギー体質。

アトピー性皮膚炎、食物アレルギー、喘息、花粉症など

皮膚科では常に強いステロイド剤が大量に処方されるが、患部に手が届かない、べたつきが嫌いなどの理由できちんとコントロールできていない。

その為少しでも暑く感じると汗で痒みが増加するため、ほぼ年中冷房を入れている。

顔面部以外の皮膚は赤黒く変色し、かさぶたや出血が見られる。

小柄でガッチリタイプ。神経質。周りの言動や視線が気になる。睡眠障害。低体温。すぐお腹を壊す。頭頂部薄毛。

「腸―脳―皮膚」には関連性があり、そのすべてをつないでいるのが自律神経です。

胃腸の蠕動運動や消化は自律神経の仕事ですし、また腸内細菌が元気になれば自律神経が整うと言われています。

神経質で気を使うタイプの人は心因的理由で自律神経が乱れやすく、腸内環境が悪化し、ストレス耐性が低くなり、皮膚に炎症を起こしてしまいます。

この患者様は全身強い冷えがあり、自律神経が乱れており、胃腸の動きも悪い。

鍼灸施術で身体全体の血行不良を改善し、自律神経へアプローチ。

週1回の治療を1か月続けて眠れるようになり精神的な安定が見られる。

すると自然と痒いのを我慢できるようになり、あまり掻かなくなったそう。

皮膚科でベタベタしないローションタイプの弱いステロイド剤に変更してもらったとのこと。

改善に向け前向きになり、鍼と併用しながら通院しステロイド剤離脱を目指す。

 

*睡眠障害の方

不眠症には寝つきが悪い「入眠障害」、何度も目が覚める「中途覚醒」、早く目が覚める「早朝覚醒」などがあります。

また、寝ているのに目覚めが悪い「熟眠障害」、睡眠中何度も呼吸の止まる「睡眠時無呼吸症候群」や寝すぎてしまう「過眠症」なども睡眠障害に含まれます。

その他「むずむず脚症候群」「周期性四肢運動障害」「睡眠時随伴症状」などで睡眠が妨害され睡眠障害に陥るケースもあり日本人の4人に1人が悩んでいると言われています。

軽く考えがちな睡眠障害ですが、アルツハイマー型認知症患者の約7割が睡眠障害を抱えていると言われております。

アルツハイマーの原因の一つアミロイドβ(タンパク質のゴミ)ですが睡眠時に排出していることが科学の進歩とともに明らかになってきました。

ですが中医学では紀元前200年前の医学書にすでに不眠と健忘が同時に現れると記載されており、やっと現代科学が追い付いた状態なのです。

また、昨今では睡眠障害は対処療法が主流で安易に睡眠薬を処方することにより認知症が増えているというデータもあります。

睡眠障害は七情(ページ上部に説明)の乱れ、不規則な生活、過労、不摂生、暴飲暴食、慢性病などが重なって自律神経の乱れから派生している場合も多いです。

感情のコントロールや生活習慣の見直し、慢性病の治療など広範囲にとらえる必要があります。

 

|症例|40代 女性

もともとは寝つきもよく、不眠症とは無縁だった。

最近、引っ越しや家族との別れがあり環境が大幅に変わった。

その頃から眠くて布団に入るが息苦しくて眠れない。

ひどい時は明け方まで眠れないこともある。

寝ても夜中に何度も目が覚め、熟睡できない。

日中に睡魔が襲うがいざ昼寝をしようと横になると寝れない。

肩こり、首コリ、腰痛、むくみやすい。体調が悪いと頭痛が出る。

最近疲れやすく、身体が重い。

色白、長身、やせ型。きちんとした性格で規則的な生活を好む。

交感神経が高ぶり、筋緊張が解けない。冷えが見られる。

自律神経を整え、血行促進の為全身へ鍼灸施術。

肩首の硬結部、顔面部、頭部に鍼通電。

抗ストレス系のリラックスアロマでトリートメント。

鍼灸施術中に眠りに落ちる。当日は熟睡できるそう。

月2回の施術を3か月続け肩首のコリがかなり改善し力が抜けるようになった。

朝まで眠れる日が増え、だるさも軽減したそう。

現在も月1回定期的にご来院。

 

*自律神経失調症の方 ⑴更年期障害

女性は閉経の時期をはさんだ前後10年間(一般的に45歳~55歳ごろ)を“更年期”と言います。この時期に25%の方がのぼせ、発汗の症状が出ると言われています。

その他にも疲れやすい、肩こり、頭痛、腰痛、不眠、イライラ、動悸、めまい、掻痒感、気分が沈むなど・・・様々な自律神経の失調症状がおきます。

脳の視床下部には自律神経、ホルモン、免疫系などのコントロールセンターがあります。

コントロールセンターからすぐ下の部署→下垂体前葉に指示を出し卵巣から女性ホルモンを分泌させているのです。

ですが更年期に入ると卵巣が女性ホルモンを出せという指令を無視しだします。

視床下部は今まで素直に命令を聞いていた卵巣が働かなくなりパニックに陥ります。

そしてコントロール制御を失い自律神経(意識しなくても機能する人体の自動制御装置)まで乱してしまいます。

これが更年期障害です。

また視床下部のすぐ上の部署→大脳辺縁系(情動を司る脳)があり非常に強い不安や緊張を感じると視床下部に伝わり動悸や発汗など自律神経を乱します。

鍼の刺激は神経経路を伝わりこの視床下部に届き自立神経を調節します。

辛さが伝わりにくい自律神経失調症や更年期障害ですが、鍼灸を通して少しでも症状を和らげ生活レベルを上げるお手伝いをさせていただきます。

 

|症例|更年期障害 50代女性

友人との会食中に意識を失い倒れる。めまいと動悸あり。すぐに医療機関を受診するも原因不明、更年期障害と診断され来院。

色白でぽっちゃり型。肌は冷たくじっとりしている。慢性的な冷え症。坐骨神経痛の持病あり。汗かき。お腹、腰周りに脂肪が多く強い冷えがある。ふくらはぎに筋肉が少なく細い。

急激に痩せるダイエット経験があり、リバウンドした為筋肉量が全体的に少なくいわゆる代謝の悪い状態。また年齢的に生理周期が不安定でホルモンバランスが乱れている。昔から暑がりで冷たいものを好みお風呂上りは扇風機に当たるなど冷やす生活を長年してきたそう。自律神経が乱れ熱を感じると反射的に発汗で冷やす方向に動く。そのため常に湿が溜りむくみやすく冷たい。熱を作る機能もめぐらす機能も低下。

自律神経を整え代謝を上げる鍼灸治療開始。食事指導(生姜、唐辛子など発汗作用のあるものは食さないなど)運動指導(ウォーキング、ストレッチ)。2回の全身の鍼灸施術でめまい等の症状は軽減。月2回坐骨神経痛の予防目的で来院中。

 

*自律神経失調症の方 ⑵女子中高生の起立性調節障害(OD)

最近特に多いのが思春期の女性に多い起立性調節障害です。

こちらも更年期障害と同じホルモンバランスの乱れによる自律神経失調症です。

通常は夜になると副交感神経が優位になり睡眠につながり、朝になると光や起立することにより交感神経が刺激され優位になり血圧も上がり活動的になります。

このスイッチングがうまく機能しないのが起立性調節障害です。

低血圧、疲れやすい、めまいがするなどの身体的不調とやる気がでない、イライラする、落ち込むなどの精神的症状がでます。

病院では検査で異常がなければ原因不明として心療内科の受診をすすめるケースが多いようです。

心療内科では不調ごとの処方になるので不眠を訴えれば眠剤、やる気が出なければ抗うつ薬、不安が強ければ精神安定剤を出されます。

起立性調節障害は精神疾患ではありません。

時には「学校に行きたくない」や「何もしたくない」ということもあると思います。

決してさぼりではありません。安定を保てなくて苦しいのです。

ただ、結果には必ず原因があります。

第二次成長期ホルモンバランスが乱れる時期に極端に自律神経を乱す原因が・・・

ご家族やご友人との関係、食生活、生活習慣などいくつかの原因が継続的に重なり結果として起立性調節障害になります。

ご本人への鍼灸治療+カウンセリング+コーチングだけでなく、ご家族の対応も指導しています。

自律神経は薬では整いません。

鍼灸はご自身の力で自律神経を整える力をつけるツールです。

きちんと身体(肉体)と心(精神)の声を聞いて改善に繋げていきます。

 

|症例|10代 女性 起立性調節障害

甲状腺機能低下症の持病あり。すぐ熱が出る。朝起きられない。歯ぎしり。低血圧。すぐイライラする。

色白で華奢。進学校で成績が気になる。学校では優等生で気配りができる。家庭では母親とよく喧嘩になる。

強い冷えがあり、肩こり、便秘。ニキビが出やすく頬も赤い。

小食で間食ばかりしている。時間に追われる生活。お風呂はシャワーで済ます。

触診でも10代とは思えないほど自律神経が乱れているのを確認。全身に筋肉の緊張が見られる。

胃腸の動きも悪い。免疫力低下。

自律神経を整える全身治療。背中、お腹、足にお灸。

かみしめとストレートネックの改善にむけ鍼とお灸。

一度の施術で肩こり、ストレートネックは改善し顔歪みがなくなり小顔になる。

入浴、食事指導、またご家族には考え方や接し方もご提案。

大学受験は体力と精神力が必要。

真剣に体質改善と免疫力を上げるために定期的にご来院中。

 

*身体が重い、疲れやすい、やる気が出ない、など病気じゃないけど辛い不調のある方

20代~70代の女性に「身体の不調」についてアンケート(女性視点マーケティングHERSTORYより)の結果なんと9割以上があると答えています。

1.肩首コリ 62.1%

2.冷え 60.4%

3.疲れが取れにくい 45.6%

4.イライラする 30.2%

5.頭痛 38.4%

その他、むくみ、立ちくらみ、めまい、ほてり、動悸、息切れなど

これらの症状は病院では異常ない、または鎮痛剤やシップなど対処療法のみ。

鍼灸院や接骨院で一瞬は楽になったがすぐ戻った。

マッサージ、整体などはそもそも効いているのかよく分からない。

など意外と良くならなくても仕方ないと思ってらっしゃる方が多いようです。

当院では自律神経を整え、また精神的安定を促し、身体が変化してくれるまで不調にしっかり向き合って解決へつなげます。

辛い症状を取り除く対処療法だけでなく根本原因を見つけ出し再発しにくいお身体へ導いていきます。

 

|症例|40代 女性 原因不明の筋肉のこわばり

幼少期より疲れや無理をすると筋肉に違和感がでる。肩こりや顎関節症も発症、口が開きにくい。

医療機関にて精密検査を繰り返すも異常なし。

心療内科を紹介され、精神安定剤、睡眠薬処方。

全身の筋肉が固まり呼吸困難で救急搬送され、再度精密検査をするも異常なし。

その後ありとあらゆる治療を試すも改善せず来院。

自律神経の乱れと、筋肉の硬直がアンバランスにあり、首、顔、肩に歪みあり。

中肉中背。

真面目でよく気の付く性格。集中すると長時間作業を続けてしまう。

強い冷えがあり更年期障害様の症状もあり。

施術後も数日に渡り経過を確認し、鍼の本数や刺激の程度を変え何度も施術内容の計画を変更。刺激が多いと筋肉が過緊張する為触診で左右のバランスが悪い筋組織を探り0.14㎜の短鍼でアプローチを週1ペースで繰り返す。コリが残った部分には0.3mmの長さの置き鍼で対応。自宅ケアも指導。症状が緩和し、発作も起きず安定している。旅行も行けたそう。現在も定期的にご来院中。

 

*婦人科系のお悩みの方(月経不順、月経前症候群(PMS)、月経困難症など)

婦人科で月経不順やPMS、月経困難症で受診するとほとんどの方が低用量ピルを処方されていると思います。ピルはホルモンバランスを人工的に調整する薬であって根本治療ではありません。そもそも月経不順一つとっても千差万別です。

月経先期タイプ  ・エネルギー不足で下痢や冷えを伴う人

・熱がこもってニキビや便秘になる人

月経後期タイプ ・血不足で顔色が悪くめまいや動悸を伴う人

・血行不良で頭痛肩こり冷えがあり顔がくすんでいる人

月経前後不定期タイプ ・ストレス過剰で胸張、イライラ、頭痛肩こり、緊張しやすい人

・虚弱、腰痛、足腰に力が入らない、めまい、頻尿などの人

鍼灸治療は対処療法ではなく体質を改善し根本治療を目的とします。

 

|症例|30代 女性 PMS月経前症候群

生理周期が長く、PMS症状も長く続くので辛いと来院。

疲れやすく不安を感じやすい。

ストレスを感じやすく、イライラすることも多い。

最近環境が変わり適応できるか心配。

自律神経失調症と不眠症とのこと。30代だが更年期障害様の症状がみられる。

ニキビが出来やすく炎症起こしやすい傾向にあり、便秘と冷えは慢性。

肩こり、頭痛があり常に全身の筋肉が緊張状態。

自律神経を整え血流改善し全身の筋緊張を丁寧に取り除く鍼とお灸。

特に子宮付近の筋緊張が激しく、筋膜が緩むまでゆっくり鍼でほぐしお灸で温める。

下腹部が柔らかく暖かくなり、「明日生理くらい来ると思う」と説明。

通常サイクルだとまだ1週間程度先とのこと。

翌日、「生理がきた」との報告あり。

継続的に鍼灸を続ける事によりPMS改善へつながると考える。

 

*産科、産婦人科系のお悩みの方(妊活、不妊症、逆子、産後ケアなど)

まずは優しい子宮を作り赤ちゃんを迎え入れる準備をしましょう。

女性ホルモンにはエストロゲンとプロゲステロンがあります。

エストロゲンが有名ですがプロゲステロンは妊娠にとても大切なホルモンです。

排卵後にプロゲステロンが分泌され子宮内膜を柔らかくしフワフワのベッドを作り受精卵がゆっくり休めるような環境を作ります。

着床しなかった場合子宮内膜は剥がれ落ち月経が起こります。

冷たい、ガサガサのベッドで受精卵は落ち着いて細胞分裂できるでしょうか?

また子宮外妊娠や前置胎盤、切迫流産もこのベッドの寝心地が悪かったから変な位置に着床した可能性があります。

まず鍼灸治療で自律神経を整え、ホルモンバランスを調整しプロゲステロンが有効に働くように導きます。

そして暖かいふかふかベッドを作る材料として欠かせないのが血液です。

子宮の血流は足への鍼刺激で脊髄反射により増加しますので材料も確保でき一石二鳥なのです。

鍼灸を併用することで人工授精、体外受精の成功率も上がりますので近年鍼灸を取り入れている産婦人科院も増えています。

英国のTelegraphと米国のForbesはそれぞれの記事で公的機関の報告書によるとIVF(体外受精)などの不妊治療を受けている患者の多くが鍼治療を用いていることを伝えています。また「IVF治療の患者の3人に2人は診療によって疲弊していると監視機構が警鐘」

よって追加的な治療に代替医療が用いられており4人に1人が鍼治療を取り入れていると記載されています。

 

|症例|30代 女性 逆子

第2子、妊娠32週。逆子が改善せず来院。

やんちゃ盛りの長男がおり、ご主人も多忙で自分の事に気が行かない。

むくみと強い冷えが見られる。肩こりもあり

西洋医学ではなぜ逆子になるのかは未だ原因不明の部分が多く、安易に帝王切開を勧める傾向にあります。東洋医学ではお母さんの気や血が足りず赤ちゃんの動きが悪くなり逆子になると考えられています。

自律神経を整え、子宮の血流をUPさせる鍼灸施術。

治療だけでなく足のお灸や食事内容などの自宅ケアを指導した結果、赤ちゃんが活発に動くようになり次回検診で頭位になったとのこと。

無事普通分娩での出産、母子ともに健康とのご連絡あり。

 

*心療内科、精神科系のお悩み(不眠症、うつ、パニック障害、不安神経症、摂食障害など)

自覚がなくても原因は必ずあります。

幼少期の話やご両親、ご家族、お仕事、生活習慣や食事など色んなお話をお伺いします。

精神が不安定な方は自律神経の乱気流が見られ体調とリンクしている方が多いです。

心と身体は一つですのでお身体に精神状態が反映されています。

触診し、気の滞りや筋肉の緊張を丁寧に取り除いていき、軽い心地良い状態を身体と心に覚えさせていきます。

もちろん病院との併用も可能です。

薬を増やしたくない、できる事から始めたい、今の状況から少しでも前に進みたいなど様々な理由でご来院頂いております。

ほとんどの患者さんが施術後は身体の軽さを実感し笑顔を見せてくださいます。

 

|症例|50代女性 鬱

心療内科にて治療中。精神安定剤、睡眠薬服用中。

大柄でがっちり体形。強いストレスを感じている。不安に陥りやすい。細かい事が気になり神経質。

家族のサポートもあり日により外出可能になったとのこと。

年齢や老化に伴う容姿の変化に嫌悪感あり。更年期鬱。

血行不良のため強いくすみがあり、表情筋の衰えもあり。代謝が悪い。

血流改善と自律神経への全身の鍼灸治療と顔鍼(パルス付き)で対応。

表情が豊かになり、鏡を見て笑顔になる。鍼灸への意欲がでた模様。

 

*耳鼻科系のお悩み(メニエール病、突発性難聴、慢性鼻炎など)

原因不明で完治しにくく、再発しやすい耳鼻科系疾患で悩まれている方はとても多いです。

メニエールや突発性難聴は早期の治療が大切と言われていますがステロイドや抗生剤などが長期で処方されるケースも多く改善しないまま時間だけが経ってますます治りにくくなる方も多いです。

実は突発性難聴やメニエール病などの感音性難聴は耳が原因ではなく脳が自律神経の働きに影響を与え発症に関わっている事が明らかになっています。

慢性的な疲れや(肉体的)ストレス(精神的)にさらされると聴覚をうまくキャッチできなくなり、パニックになった脳が自律神経を乱し耳鳴りやめまいをおこします。

また慢性鼻炎などは風邪などで更に悪化しますので免疫力を高めることが大切です。

点鼻薬を使い続けることで薬剤性鼻炎という症状を抑える薬が更なる鼻炎の原因になることもありますので薬に頼らない身体を作ることが重要になってきます。

 

|症例|70代 女性 突発性難聴

突然右耳が聞こえない。

当日に耳鼻科受診。

年齢的に回復の見込みは少ないと言われる。

ステロイド剤、血管拡張剤薬など処方されるも改善せず来院。

高血圧。心筋梗塞の既往歴あり。

肩こりと強い冷えが見られる。

自律神経を整え、代謝を促す全身治療と硬い筋膜部分を丁寧に緩め、お灸で冷え改善に努める。内耳へもアプローチ。

一度の施術で身体が暖かくなり肩こり首コリの改善を実感

翌日に聴覚が半分程度改善したとの連絡あり。

 

*整形外科系のお悩み(肩こり、腰痛、五十肩、ストレートネック、膝痛、股関節など)

鍼灸治療経験者のほとんどがこの整形外科系のお悩みではないでしょうか?

慢性、急性にせよ痛みを伴うのでとにかく早く改善したいと願う方は多いと思います。

ですが実際に整形外科に行ってレントゲンを撮って骨に異常がなければ鎮痛剤やシップを処方されます。その後は遠赤外線治療など気休め程度の対処療法が多いようです。

痛みには重篤な病が隠れている可能性もあるので第一チョイスに整形外科は間違っていませんが病気ではない場合、痛みの原因への追及はされません。

西洋医学は病気しか治してくれないからです。

ぎっくり腰は骨の異常ではなく、筋肉の痛みですし、変形性膝関節症は筋肉の圧迫などによって骨が変形してしまう(骨粗しょう症などと併発して)病変です。

いずれも予防が可能です。

また近年急激に増加しているストレートネックは生まれつきではなくスマホやタブレットの普及により下向き生活の結果の場合が多いです。

実際に当院ではストレートネックの患者様が急増し、ほとんどの方が施術後改善されています。

 

|症例|40代 女性 四十肩(肩関節周囲炎)、ストレートネック。

数か月前から左肩に違和感があり、結帯動作(後ろ手に帯を結ぶような動作)で激痛。

ゆっくり腕を上げると途中で痛みが発生。

寝返りで痛みを感じて熟睡できない。

整形外科で受診するも改善しないとご来院。

長身で中肉。車生活でほとんど運動しない。

肩こり、首コリ、腰痛あり。時々坐骨神経痛ラインに痺れがある。

下半身に強い冷えとむくみあり。胃腸の動きが悪い。巻き肩、猫背。肩甲骨周りが硬い。

全身のむくみと血行不良を改善する鍼灸施術、胃腸の動きを促進させる治療と丁寧に肩、腰の硬結部を緩める。

左の肩関節、肩甲骨上の筋肉と首の硬結部に電気を流す低周波パルス鍼とお灸。

施術後、明らかに見た目に猫背とストレートネックが改善し、首が上に伸びたのを実感。

ストレートネックは生まれつきで改善するとは思ってなかったそう。

身体全体が軽くなり、ポカポカしている。

肩関節の可動域が広がり、痛みも軽減した。

その後月2回のペースで定期的な鍼灸施術をし、3か月でほぼ痛みと動きが改善した。

首もS字ラインをキープし腰痛も気にならない。

運動も意識的にするようになり、また趣味のライブで踊れるようになったそう。

現在も坐骨神経痛、肩こりのメンテナンスで継続して来院中。

 

*消化器科系のお悩み(胃炎、胃もたれ、機能性胃腸炎、便秘、下痢など)

胃や腸も自律神経と深いかかわりがあります。

食べ物は口(入口)から肛門(出口)まで一つの管を通っていきます。特に胃と腸は消化、吸収をする大切な器官です。胃腸は蠕動運動と言ってうねうねと動き食べた物の消化や吸収を促し、老廃物を排出します。

その大切な胃腸の働きを統括しているのが自律神経(副交感神経)です。

ですが人はストレスや加齢で交感神経が優位になりやすい傾向にあります。

その為、旅行先で便秘になったり、緊張で下痢になったり、ストレスで胃炎になったりしやいのです。

また栄養が十分に行き渡らない結果、気力体力共に低下していき免疫力が低下し精神状態もますます悪化する事にもつながります。

精神的なこととかなり密接している器官のため、「機能性胃腸炎」いわゆる神経性の胃腸炎というものも存在します。

ですがこの機能性胃腸炎は器質的には正常で検査で異常が見つからない為、病院では治療の方法がありません。

鍼灸治療で自律神経を整え精神を安定されることにより改善にむかいます。

 

|症例|40代 女性 機能性胃腸炎

幼少期から発表会や試験など緊張すると胃痛を訴える。便秘気味。検査しても異常なし。

大人になってからは日常にストレスが多い為、胃痛が出てから「何か気になることがあるのか?」と精神面を気にするようになる。

その他、過労や睡眠不足などメンタル面だけでなく無理をすると胃痛が出るようになる。

ひどいときは起き抜けに吐く、胃もたれでほとんど食事がとれなくなるなどの症状が続き何度も医療機関で精密検査をするが異常なし。

やせ型、胃下垂。冷たいものが苦手。末端冷え症。慢性腰痛。生理不順。

性格はのんびり屋だかいつも忙しく常に動いている。

休養をあまり取らない。

触診にて全身の筋肉が緊張状態。常に時間に追われる生活を続けたため筋緊張が解けない。

自律神経を整える鍼灸施術の後、筋肉の硬結部を丁寧に緩めていく。

特に背中と胃が異常に硬く腹筋膜に鍼が当てると胃腸がぐるぐると音を立てて動き出した。

翌日、快便とのこと。

1週間に一度の施術を1か月続け全身の力が抜けた。背中と胃付近が柔らかくなる。

長年の便秘が改善し、胃痛もなく食欲が出てきたとのこと。

しっかり入浴するようになり、咀嚼などにも気をつけている。

セルフメンタルケアの方法や休養の取り方を提案。

現在月2回の鍼灸治療を1年間続けている。

胃痛や胃もたれがなくなっただけでなく腰痛も出なくなり、風邪もひかなくなったそう。

 

*皮膚科系のお悩みの方(ニキビ、肝斑、湿疹、円形脱毛症、アトピー性皮膚炎など)

皮膚科での治療はほとんどが対処療法です。

気軽に出されるステロイド剤は肌本来の再生力がどんどん衰えていきます。

一時見た目に改善したように見えても細胞レベルでは悪化している可能性があります。

ここ最近増えているのが肝斑のご相談です。

肝斑はレーザーではほとんど効果がありません。

全身治療でホルモンバランスを整えて、再生力を高め、新陳代謝を促す治療をします。

時間はかかりますが、多くの方が効果を実感されています。

またニキビで皮膚科に行ってピーリングやビタミン剤を処方されたが全く改善しないと来院される方も多いです。

全く違う原因のニキビなのに同じ治療、同じ薬で治るわけがありません。

ニキビは原因が千差万別で、冷えからきているものや、自律神経の乱れから皮脂コントロールが出来なくなっている場合、また乾燥が原因のニキビもありますし、内臓からのサインの場合もあります。

原因別の治療が必要になります。

また生活習慣も見直し、精神面のコントロール、食生活なども指導しながら改善に導きます。

また、ニキビだけでなくニキビあとにも鍼はかなり効果ありますのであきらめないでご相談ください。

 

|症例|40代 女性 円形脱毛症

頭頂部に直径3㎝程度の脱毛が2つ重なり大きく頭皮が露出。

猫毛、くせ毛、もともと毛量少ない為隠れない。

皮膚科で血行促進する塗り薬を出されたが一向に改善せず来院。

軽度の下肢静脈瘤のように見える、かなりの血行不良状態。

汗っかきでいつも肌表面が冷たい。肩こり。生理不順。

小柄でぽっちゃりタイプ。専業主婦で子供は成人している。

性格も明るくこれといったストレスはないとのこと。

触診にて肩が膨隆している。首も硬く、常に肩回りが筋緊張しいかり肩で首が短くなっている。

血行促進の全身の鍼灸施術と硬結部を鍼で丁寧に緩める施術を月1~2回。

4回目で白髪まじりだが数ミリの毛髪が生えているのを確認。

その後月1回の施術で改善。

現在も肩こりと血行促進、薄毛治療で定期的に通っている。

 

*眼科系のお悩みの方(眼瞼下垂、眼精疲労、ドライアイなど)

最近特に多いご相談が眼瞼下垂です。

眼瞼下垂には動眼神経麻痺や重症筋無力症などの病気のサインの場合がありますがほとんどの場合コンタクトや加齢による腱膜性下垂です。

眼瞼下垂の場合、保険適用の手術です。

ですが近年加齢によるたるみを眼瞼下垂だと思い込み、気軽に美容外科で瞼のたるみを切除する手術や一重の方が二重にされる事例が増えています。

またおでこのボトックス注射のせいで目が開きにくくなった、レーシック手術のあと眼精疲労がひどくなったなどで来院される方もいらっしゃいます。

瞼のたるみは瞼の筋力が低下したことと、前頭筋(眉毛の上から生え際の上まで)に柔軟性がなくなったことで起こっている事が多いです。

最近目が小さくなってきたと思いませんか?

スマホやコンタクトや眼精疲労などで目をしっかり見開く事も少なくなり筋力が低下し、まぶたをしっかり上げられなくなります。

代わりに前頭筋をつかって瞼をもちあげるのですが、前頭筋が硬いとおでこにシワが寄ってしまいます。

そのせいでおでこにボトックス注射をされる方がいるのですがボトックスは筋肉を弛緩させます。

前頭筋を使って目を開けようとしても弛緩しているのでおでこが動かず、目が開きにくくなったと訴える方もいらっしゃいます。

鍼灸ではまず眼精疲労を改善する鍼灸施術をし、前頭筋を柔軟にしていきます。

前頭筋がしっかり伸びで縮むことにより、目がぱっちりし、おでこにシワも寄りにくくしていきます。

殆どの患者様に目が開きやすくなった、目が大きくなった、おでこの皺が薄くなったと実感していただいています。

 

|症例|50代 女性 眼瞼下垂

最近、目の大きさの左右差が気になるとご来院。

全体的に元々もっと目が大きかったとのこと。

中肉中背。ハーフ顔で彫が深い。ストレスを感じやすい。教育熱心でお子さんの事で時々イライラすることがあるそう。

顔面部はくすみと肝斑。慢性的な肩こりと首コリ。

数年前首のヘルニアと診断されたとのこと。痺れあり、首の可動域制限あり。

全身の血流改善の鍼灸施術と肩首の低周波パルス鍼。

前頭筋が硬く、皺眉筋が発達している。顔面部、頭部へ鍼施術。

一度で目の左右差が改善し、目が開きやすくなったそう。

また、首の可動域が広がり痺れも軽減。

月に2回定期的にご来院。2か月目、半年前の写真と比べると明らかに目が多くなっているとのこと。

3か月目で肝斑が薄くなり、肌のトーンアップ。目の大きさはキープ。

首のヘルニアのメンテナンスと美容目的でその後も定期的にご来院。

 

*口腔外科系のお悩み(顎関節症、かみしめ、歯ぎしり、)

顎関節症はあごが痛む(顎関節痛、咀嚼筋痛)、口が開かない(開口障害)、音がする(顎関節雑音)など症状が様々です。

痛いので口がそれ以上開かない状態も含まれます。

顎関節症はかみしめや歯ぎしりを伴っていることが多くほとんどが筋肉や筋膜の痛みです。

かみしめや歯ぎしりにより就寝中も筋緊張状態が続き関節を圧迫し、炎症を起こしたり、慢性化すると骨が変形したりします。

また、血行不良、肩こり、冷え症、不眠症や過労、精神的な問題も絡んでいる場合があり、口腔外科領域だけでなく身体全体をトータル的に治療する必要があります。

その為、歯科医院からの紹介でご来院くださっている方もいらっしゃいます。

口は食べる、話すなど生活を豊かにする器官です。

顎関節症はQOL(生活の質)を低下させる症状の一つです

今まで改善しなかった方も是非ご相談ください.

 

|症例|40代 女性

慢性的な顎関節症と診断される。大きく口を開けると左の顎関節がカクカクと音がする。

痛みは時々出る。

アレルギー体質。

慢性の肩こり、頭痛、腰痛、冷え症、眼精疲労あり。

精神的には安定しているが、忙しい。

出産後体重増加。代謝悪い。

顔面部左右差あり。首の可動域制限あり。臀部、下半身に強い冷えあり。

全身の血行促進のための鍼灸施術。特に臀部、下腹部、下肢を温める。

首と肩に電気を流す低周波パルス鍼。

咬筋が発達し、硬い為、顔面部、側頭部に置鍼。

2回目の施術で変化あり。

顎が外れるような感覚は改善し、口を大きく開けられるようになった。

顔の歪みが改善し、首も可動域広がった。

再発防止のために定期的な来院をご提案。

 

*泌尿器科系のお悩みの方(過活動膀胱、頻尿、尿漏れなど)

近年、20代でも骨盤底筋群が弱くなり起こる尿漏れや自律神経の乱れから起こる頻尿、尿漏れなど泌尿器科系のお悩みが増えています。

その中には膀胱炎、糖尿病、高血圧、子宮筋腫や前立腺肥大などが隠れている場合もありますのでまずは病院での検査をお勧めします。

病気ではない場合でも尿の悩みは深刻です。

排尿には自律神経が大きく関係しています。

畜尿は交感神経の仕事で、膀胱は広がり尿量が増えますが尿道は収縮し尿をでません。

排尿は副交感神経の仕事で、膀胱が収縮し尿道が弛緩して尿を外に排出します。

自律神経が乱れこの一連の流れが狂ってしまうと、尿が溜まってないのに尿意をもよおす、トイレまで間に合わないという事態に陥ります。

今話題の骨盤底筋ですが尿道の筋肉なので鍛えることにより我慢できるようになる、腹圧で漏れるといったことへの改善は見込まれますが過活動膀胱が改善するわけではありません。

筋力強化に加えて自立神経を整える治療が重要となってきます。