鍼灸コラム
美容鍼灸と美容医療の違い
「美容医療より美容鍼が劣っている」と思っていませんか?
エステ < 美容鍼 < 美容医療?
その考え方、ちょっと誤解かもしれません。
エステも美容医療も、「肌質を上げる」「シワをなくす」「シミをとる」など、【見えている問題をピンポイントで改善】するという点では共通しています。
たとえば美容皮膚科で「シミをなくしたい」場合、レーザーをシミのある部分に照射して、【シミを取り除くこと】が目的になります。
もちろん効果はありますし、一時的に目に見えて変化が出ます。
これは美容医療の大きなメリットです。
しかし、シミを取っただけで 【美しく・健康で・幸せ】 になれましたか?
多くの方が口をそろえて
「シミは取れたけれど、別に幸せになったわけではない」とおっしゃいます。
理由は簡単で、美容医療は「取り除くこと」に特化した技術 であり、
その先の 【健康】 や 【幸福感】までは含まれていないからです。
では、美容鍼は何が違うのか?
美容鍼の目的は「取り除く」ではなく「整える」こと。
美容鍼・美容鍼灸は、「なぜその症状が現れたのか?」という根本原因から整える 東洋医学のアプローチです。
たとえばシミの場合。
紫外線や加齢も要因ですが、そもそも シミの下の皮膚再生が正しく機能していない 状態が多く見られます。
シミ部分に鍼をすると出血しやすいのは、
・栄養のない血液
・老廃物の多い血液
が滞り、血の巡りが悪くなっているサイン。
血行不良があるとターンオーバーが進まず、結果として「シミになりやすくなる」わけです。
血行不良は顔だけの問題ではありません。
- 肩こり
- 頭痛
- むくみ
- くすみ
- 眼精疲労
- 気力の低下
これらも多くは “血流の悪さ” から始まっています。
だから、
シミを取る(局所) よりも、血流を整える(全身) の方が結果的に美しくなりやすい。
血行が整うと、
- シミが出来にくくなる
- 肩こり・頭痛が改善する
- むくみ・くすみが減る
- 代謝が上がる
- 表情が明るくなる
- 心も安定しやすくなる
という【全身の変化】が始まります。
これが 美容鍼灸の最大の強み。
美容鍼灸は美容医療の「下位互換」ではありません。
美容医療は「取り除く技術」。
美容鍼灸は 「健康で美しく、心まで整える技術」。
目的がまったく違います。
美容鍼灸は、
健康・美容・心の安定(幸福感)を同時に底上げする 東洋医学のアプローチ。
芦屋や阪神間で「持続する美しさ」を求める方には、美容医療とは違う満足感が得られます。
美容鍼灸は【美と健康と幸福】を同時に育てる施術
- 美容医療=取り除く
- 美容鍼灸=整える
シミを取るだけでは得られない
“全身の血流改善” “根本の変化” “心の安定” を同時にサポートできるのが美容鍼灸です。
美しさ・健康・心の軽さはつながっています。
そしてそれらは 血流 から育ちます。
美容医療が悪いわけではありません。
ただ、美しく生きる土台を作るのは、
じつは 東洋医学的アプローチのほうが得意 なのです。

