|院長紹介|
| 安 野 可 奈 子 |
現在、鍼灸医学が世界的に再評価されています。その背景には、アレルギーや精神疾患、自律神経の不調、原因不明の難病、高齢化社会に伴うフレイル問題など、西洋医学に限界を感じる人々が増えていることがあります。鍼灸医学は2000年以上の歴史を持ち、現代においてその有効性が科学的に証明されてきました。特に、西洋医学において対処療法に限られる部分にこそ、鍼灸が得意とする領域だと言うことが明らかになってきています。
私たちは、季節の変化や自然環境と共存しながら生活していますが、便利さや世間体を優先するあまり、自然に逆らった生活を送ることが多くなっています。その結果、ホメオスタシス(恒常性)が不安定になり、自律神経のバランスが崩れることがあります。自律神経は、心臓の動きや消化吸収、呼吸などを無意識にコントロールしていますが、ストレスや緊張が続くとその機能が低下し、体調不良を引き起こすことがあります。このような状態は病気ではなく、元々備わっている機能の低下によるものです。薬は症状を抑えることはできても、根本的な治療には至りません。
鍼灸は自律神経に直接アプローチし、ホメオスタシスを正常化することで「自己再生力」を最大限に高め、治療や美容に繋げています。
| プロフィール |
短大で栄養学を専攻。
卒業後ファッションアパレルの道へ進むも 、二人の子供の食物アレルギー、アトピー性皮膚炎、小児喘息、アレルギー性鼻炎 、不登校 、神経過敏などに悩み、こころと身体のつながり、食の大切さ、東洋医学への興味につながる。
子育てが一段落した45歳で鍼灸師の国家資格を取得 。
鍼灸師として勤務しながら今までの人生経験を活かし、独自ののメソッドを開発。
平成29年10月 一般鍼灸・美容鍼灸 ASHIYA 茜 -sen- 院長就任
<資格>
はり師・灸師
認定心理士
漢方養生指導士
日本臨床ヒプノセラピスト協会認定セラピスト
認知行動療法学会所属